電力事情

2011年3月の大震災により、福島の原子力発電所に事故が発生しました。この大震災をきっかけに環境にやさしい電力供給のあり方に多くの人が関心を寄せています。太陽光パネルを自宅の屋根に設置している家も増加傾向にあります。環境に良い影響があるばかりでなく、太陽光パネルで作った余剰電力は電力会社に買い取ってもらうことが出来るのです。そして、この売電により太陽光パネルの設置費用は10年ほどで回収できるのです。残念ながら売電は良いことばかりではありません。売電価格は、電力会社が販売している電気の値段より高いのです。つまり、電力会社にとってみると、売電されるほど負担が増えるのです。この負担は、電気料金に上乗せされ全国民が負っているのです。

現在、コストの負担が小さく、環境にやさし発電方法が模索されています。その一つにペルチェ素子による発電があります。ペルチェ素子に温度差を与えることにより電力を生じさせるという仕組みになっています。つまり、ペルチェ素子に熱を加えさえすれば電気が作れるのです。夢のような技術なのですが、克服すべき課題があるのです。それは、「電気を作る効率が悪い、耐熱性が低い、耐久性があまり高くない」などです。ただ、年々、改良が進んでいるので大きな可能性がある技術です。利点としては、可動部分が存在しな為、メンテナンスが必要ないという特長があります。また、付帯設備が不要なので省スペースで応用範囲が広いことです。熱源さえあれば発電でき、環境負荷のない技術ですので、今後の改良・発展を期待されています。